MARRI WOOD PARKマリーウッドパーク
マリーウッドパーク

マリーウッドパーク・ヴィンヤードの特徴

[図] 総面積マリーウッドパーク・ヴィンヤードは1992年マーガレットリバー北部に40haの土地を購入し、最初に取り組んだことは環境整備でした。
土壌づくりとブドウの樹の育成に7年をかけ、8年目(2000年)にワインを試作し、9年目(2001年)からはじめて商品として出荷するという取り組みを経て今日に至っています。
広大な土地に贅沢なまでにゆったりと間隔を空けて植えられたブドウの木々。マリーウッドパーク・ヴィンヤードは総面積40haのうち、ブドウ畑がわずか7ha。その多くを自然保護林や牧草地で大自然の姿をそのままに残しています。

オーナー Mr. Julian Wright(ジュリアン・ライト)

[写真]マリーウッドパーク・ヴィンヤードの生産者でありオーナーでもあるジュリアン・ライトは、西オーストラリアだけでなく全豪州で過去に最も成功した鉱山王を父に持ちます。
彼は由緒あるライト家の次男として育てられましたが、父親の事業、それ以上に生き様を受け入れることができず、大学進学と同時に父親と決別し、家を出ました。父親のような事業でなく、人々の喜びを直接感じられる仕事がしたかった彼は、経営学ではなく生物学を学び、自分自身で小さな事業を起こしながら“ワイン造り”にめぐりあったのです。
そして、彼は父の援助を一切受けずに、自己資金でマリーウッドパーク・ヴィンヤードを開園させました。
父との決別を乗り越え、ジュリアンは事業としての収益ではなく、“人々の笑顔”に主眼を置き、ブドウの自然栽培、ワイン造りに彼のすべてを注いだのです。

自然保護林

[写真]自然保護林は野生植物を含め、野生動物や昆虫類などさまざまな生態が存在し、家畜はもちろん人間ですら一切干渉することができない自然そのままの神秘的エリアで、自然の摂理を重んじそのバランスをブドウ畑にも活かしています。

マリウッドパーク・ヴィンヤードの特徴

ブドウ畑の耕作は一切しない農法です。

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ブドウの房や芽、枝や葉を摘むことなく自然のまま栽培します。

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収穫高の目標を設定せず、ブドウの自然な生育に任せています。
ブドウの成長期に樹冠(枝・葉が茂っている部分)に肥料をあたえるなど量産目的
の堆肥は一切していません。


[写真]すべて自家製の有機肥料(通常に考える植物の発育を目的として与えているのではありません)を、ブドウ収穫後の時期に摂取したのと同量の養分を土に返す目的で与えています。つまり、直接ブドウの木に与えず植物が本来もっている潜在的な能力を土壌から引き出すためだけのものです。
園内で徹底した管理の下につくられる有機肥料:自然栽培の飼料で育つ園内の家畜の排泄物や、自然に生えている雑草、マーガレッドリバーの海で獲れた水質汚染の不安がない深海魚などを堆肥にしています。
畑には必要最小限の灌水しかしません。週に少量の貯水した雨水をまくのみです。

自然栽培で育つブドウの木の根は、通常の約5倍の長さに伸びます。そのため土壌の水分を十分に吸収でき、
干ばつにも強いのです。もちろん水道水などは一切使っておりません。
完全に農薬を使わない栽培方法です。
ブドウ畑をユーカリ(Marri)の樹木で囲んで鳥害を防いでいます。

[写真]その野鳥達の排泄物など天然の有機肥料も確保できます。オーストラリア原産のユーカリの花や果実は、野鳥達の好物です。
ホロホロ鳥(ギニー)を放し飼いにして、害虫駆除をしています。

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ブドウ畑の環境を、自然保護林を観察しながら同じ条件を保てるようにしています。

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