★勝負をする時には・・・★

いや〜難しい！
日記を書き綴る事、今回で祝100回め・・・
それと同じ位に、農学の講義は難しかった。

教授の一言一句を聞き漏らすまい！と全神経を集中し
お茶目な洒落すら気が付かず、それをノートに書き込んでしまう。

全力投球を続ける事、数時間。
段々と英語が解ってくる、見えない音声の言葉が文字として見えてくる！
やがては、アルファベットの活字に赤や黄色の色がついてきた。
教授の口から活字が発射され、ふわりと空を舞っている。
「おお、セサミストリート見たいだ！」
そう感動した場面は現実ではなく、夢の世界・・・（謝）

その罰則は『バイオダイナミクス理論』を来週の講義でスピーチ。
身も心も疲れ果て、魂さえもKnock Knock Down です。

こうなったら大和男児。
「バイオダイナミクス」から『ブショネ』（コルクテイント）へ話題転換。
ブナ科コナラ属のコルクガシの樹皮から出来るコルクも農学でしょ！？

何を狙っているかって？？
そうです、MWPの営業を講義中に試みます！

天然素材のコルクによる、ワインの品質変化への危険性。
それを解決したスクリューキャップ・・・
が、バイオダイナミクス農法のMWPの品質管理は
ワインを楽しむ時間までにも拘った、究極の『ヴィノロック』。
ほ〜らコイツが海外輸出専用のガラス栓ワインです、飲みたいでしょ〜。

また、怒られるのでしょうか。。。

★いらっしゃい、Luciaちゃん★

この世に生を授かる事。
晩夏のヴィンヤードには、はちきれんばかりの命がある。

先月の2回にわたる大洪水で
寛大な被害を受けたオーストラリア北東部・QLD州。
折れかけた心に、ようやく日差しが差し込みはじめたのに・・・

そんなQLD州に一昨日の2日深夜
人間と同じく、母なる大地が創造した「Yasi」が上陸した。
中心付近の最大瞬間風速83m、最高危険度のカテゴリー５。
豪州史上で最悪級の自然災害が懸念され
1万人以上の人々に避難勧告が発令、眠れない夜になった。

同じ国なのに２時間も時差がある、大陸東海岸のQLD州。
遠い夜空を眺めながら、旧き友の安否を気遣う。

ヴィンヤードに初々しく光り輝くブドウ達。
その畑に飛来する小動物や昆虫類。
生きる事を考えながら、大空を眺めていた。
真っ青な空に小さな小さな雲が産まれる。
命とは母なる地球が創造した「存在」なんだろうか。
時の流れも生きている・・・

生を授かる事は、自分の意義を存在させる事。
数年前まで大学生だった「若武者」も今では世界のNagatomoに。
あの名門サッカークラブ、インテル・ミラノの55番。

みんな負けないで！
宮崎の新燃岳もQLD州も！！

その夜、ケアンズの集団避難所で新しい命が産まれた。
名前をLuciaと言う。
邦人女性Akikoさんとドイツ人の旦那さんの結晶。
『超大型サイクロンが去り、我々が手にした夢の希望』と報道。

国籍や人種、ましてや先の歴史が落とした影などに捕われず
手を繋ぎ取って乗り越えた「その夜」に産まれた命を
自分たちの災害復興の光に出来る、命あふれるオーストラリア。

いらっしゃい、Luciaちゃん。。。

★人生は掛け算★

心の豊かさで感じる幸せ。
成功と言う結果に幸せを求める。
経済的な豊かさの幸せを欲する。
そして愛する人と時を共有する、それは至情の幸せ・・・

幸せの形や意味は様々。
今、あなたの「幸せ」が何なのか、僕にはわからない。
でも一つだけ、明確な事がある。

幸せとは、「夢」と「努力」の掛け算。

夢がなければ幸せにはなれない。
努力を怠れば幸せは手に出来ない。

忘れないで。
君の夢がちっぽけでも、その分の努力があれば幸せになれる事を。
君に胸いっぱいの夢があれば、努力によって幸せを手に出来る事を。

どんなおっきい数でも、ゼロを掛けたら・・・
＝ゼロだからね。 By kojiro

★マリアージュと婚約の調和★

あの頃の僕たちは、まだ若く・・・
カッコつけて君の前ではビールを飲んでいたけれど
本当はその味が青春よりもほろ苦かった、そんな時代。
放課後に、夜な夜な夢を語り合ったね。

父の学悪友「しぇる」から音信があった。
しかも「マリアージュ；婚約」への『ちょっと待ったコール』！！！
そろそろブログ2周年、100回記念に父のロマンス話か？（汗）

「トゥルナージュロハスナチュレ」の師範曰く。
原料の選定、配合と成型、発酵方法や焼成の時間など
愛情を込めて自身で焼いた『自家製酵母のパン』とワインの相性は最高。
その調和を知らずに、マリアージュを語るなかれ！
ロマンチックな口説きじゃなく、叱責を受ける父・・・（泣）

確かに父は、当地オーストラリアで汗を流す農夫です。
ワインを愛し、ブドウを愛するがため、婚約不要の直球勝負を挑むのです。

「ロハスナチュレ」というオーガニックの食材で自分自身でパンを焼く。
しかも一般的なイースト菌ではなく自家製酵母なら、そりゃ〜美味だろうよ。
何たってその酵母は、わざわざ「ブドウを発酵させて」抽出をされる！
そう、しぇるが焼くパンもまた、MWPのワインと同じく直球勝負。

マリアージュのいらない、ワインだけで楽しむワイン。
婚約不要の、パンだけで楽しめるパン。
この二つが調和をする時、どんな世界が待ち受けているのか。
http://ameblo.jp/chisato55/
師範は東京の青山で『自家製酵母パン教室』を開催中との事。
本物同士の調和を知りたい方は是非。

学悪友しぇるの活躍にエールを送ろうと夜空を見上げた。
学生時代の「あの夜」に見えなかった南十字星が目の前にある・・・
思えばずいぶんと遠くに来たものだな。

★太陽にほえろ！★

雲一つない、青空。
夏の農作業には「爽快」な風情があり、父の一番好きな時期。

木陰の涼しさ、そして水の美味さが本当に素晴らしい。

燦々と照る太陽を時には憎らしく感じ、空を見上げる。
悔しさで手を伸ばしても、全く届く気配すらない南半球の天空。
自分の非力さを痛感しながら木陰で水分を補給する。

『至福と言うのはこういう時』全身と五臓六腑で命を感じる。

さぁ〜もうひと頑張り。
おや？
さっきまで蕾だった芽が開き始めてる！

『なんじゃこりゃ〜』by 松田優作

★サイコ〜なワイン★

おととい12日の時事通信によると
中東のアルメニア共和国で6100年前のワイン醸造施設が発見されたとの事。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011011200364&rel=y&g=int

足でブドウを押しつぶす設備、そして発酵用の桶。
なんとワインを醸造したブドウや種までも発掘されたらしい。
記録を塗り替えた世界最古、紀元前4000年頃の醸造施設。

ご存知の様にワインは最も歴史ある酒の一つとされ
伝記によると、紀元前6000年頃(！)にシュメール人が創造した。
シュメール人と言えば、人類最古の文字体系である「楔形文字」をも創始。

今から6000年後、現代の「MWP醸造施設」を発掘する人間は
『ガラスのふた』のボトルを見て何と思うのでしょう・・・

毎日500円硬貨をブタさんに食べさせたら、その時には11億円の貯金。
サイコ〜ですね！？

★可能性と配当のバランス★

W） Win；単勝式
P ）Place；複勝式
Ex） Exacta；二連勝単式
Q） Quinella；二連勝複式
T） Trifecta；三連勝単式
Qu） Quartet；四連勝複式

オーストラリア競馬は8月1日から翌年7月までが1シーズン。
広い国土に大小数百の競馬場があり、非常に盛んな紳士・淑女のスポーツ。

本日のパースは晴天なり。
ただいま午前10時30分ですが、おそらく今日の気温も38度・・・
こんな暑い日は、近くの【パブ・ホテル】で涼みます。
だって、エアコン完備に無料Wi-Fi、そして安い飲食代金。

某月某日、某ホテルにて、某競馬場の実況です。（笑）

第1レース；$1の三連勝単式が$3222.50、つまり32万円馬券　出走9馬
第2レース；$1の三連勝単式が$4397.10、つまり44万円馬券　出走11馬
第3レース；$1の三連勝単式が$2867.60、つまり28万円馬券　出走10馬

数学的に計算しても、可能性と配当のバランスが良心的では？
11時に第4レースが始まります・・・

★今年こそ、広い世界へ！★

昨年は色々な事に勇気づけられた年でありました。

ワールドカップの日本代表。
蒼き侍が異国の地で魅せた‘大和男児’としてのありさま。
あの感動は生涯忘れないでしょう・・・

年末に発見された、秋田県・田沢湖の固有種；クニマス（国鱒）
『この黒いヒメマスの変種は何だろう？』
さかなクンの‘純粋な探究心’が世紀の発見につながった。

父に勇気を与えてくれた彼らに共通する事。
それは「広い空の下」そして「広い海」で真剣に生きている事。
http://www.asahi.com/edu/ijime/sakanakun.html

いじめという強風によって倒されたヴィンヤードの大木。
倒されてもなお大空の下でスクスクと育つ命には、どことなく優しい愛がある。
命と愛を調和できた時、広い世界に行けるのか？
それとも広い世界でのみ、その調和は可能なのか？

答えを出さなければいけない2011年が始まります。

★マリーを冠るご挨拶★

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛飲を賜り、まことに有難く厚くお礼申し上げます。

さて新年のご挨拶も早々、本年度2011年の2月から所属配置？により
チビ工場長・父は『農学部』への異動に相成ります。

子曰く
吾十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳従う
七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず

自然を愛し、ブドウの木々と対話をする毎日。
しかし四十を前にした時に自分の生き様に戸惑いを感じた。
農夫と言う現場での実践経験を、今度は学問の領域で昇華させてみたい。

父はオーストラリアの植物を極めるため
いつの日にか、日本人として最高のブドウをこの国で生産する夢のため
しばらく学問の世界に没頭する次第です。

人生、『やる木』があればいつで再出発できる事を我が身で証明します！
樹木の帽子をかぶった「まりークン」の誕生、ニョキニョキっ

★解き放たれた想い★

今は亡き、相棒ボロスと夢の中で再会した。
そして乾いた涙のせいで朝陽が見れない僕がいた。

そう言えば相棒は今年、まだブログに登場していなかった。

浜田省吾の『傷心』を思い出す。
どれほど泣いたなら、あなたを諦められる
どれだけ遠くへ、行けば忘れられる・・・

相棒ボロスよ、僕はつらくて切なくて、何もできないよ。
お前との想い出を閉ざして、時の流れに言い訳する。

心の荒んだ僕は、あの日から多くの人を傷つけてしまった。
お前の死から目を背けない勇気があったなら
大切な人達と悲しみを乗り越える事ができたであろうに。

のこり、あと36時間。
夢でお前に助けられるとは思わなかった・・・ありがとう。