手前;チビ工場長は、SONY製のiPod用ドックスピーカーをGet。
奥;父は愛機Nakamichi製670ZXのベルト交換をサンタにしてもらいました。
チビのiPodはあんなに薄くて小さいのに、200曲ほど収録している。
アメリカの地下鉄グラフィディーから、ご機嫌なテクノサウンドが流れる。
対して父はいまだにLPを使いこなす大和男児。
しかし最も愛する音は「アナログ・ディレイ」の掛かったカセットテープ。
わざわざレコードからテープに録音をし、その記録された音で愉しむのです。
聴くほどに味わい深いディレイが掛かっていく。
学生時代に編曲したテープ。
甲斐バンドの「安奈」なんて流した夜には涙モノです。
レコードの雑な音と何回も再生されたテープの物理的な伸びによるディレイ。
その二つが重なったとき、当時の想い出と同じ位の【深み】が産まれる。
消える直前に勢いを増す、ロウソクの灯火と同じ。
再生できなくなる一寸手前のカセットテープは、最高の音色を創ってくれる。
今年最後の「ときどき日記」。父の2010年は『動』な年でした。
人生で最大の勝負を致しましたが、そのご報告は年明けに差し上げます。
時代の風潮に逆らう事をレトロという言葉でごまかしたくなかった。
『おまえの元に今、帰ろうとして
今夜、俺は旅を始める・・・』by 甲斐よしひろ
南半球からMerry Christmas!
今日は白が美味だった、と言うよりも白のみ飲んでいた。
チビ工場長の付き合いで朝の5時に起床・・・
そしてサンタさんから互いにプレゼントをGet。
爽やかな早朝だった。
オーストラリアのクリスマスは25日がメインで、24日は準備で忙しいだけ。
「イブ」と呼ばれるロマンチックな夜など存在せず(泣)
ひたすら翌日25日にむけての作業あるのみ、時には徹夜で敢行。
プレゼント交換の心地良い目覚めから数時間後。
「パーティー」準備の仕上げ燃料のため、朝食はスパークリングでトースト。
Grandisの奇麗な泡に見とれる事しばし。
しかし昼前に「Xmas料理」の準備が終わらない焦りから
父はもうアワアワしちゃって・・・(笑)
気が付いたら、氷は溶けてなくなってるわ、チーズは液状になっちゃうわ。
思考回路をスパークリングとキッチンの熱でやられてしまったと泡を食う父。
そう思いきや、温度計を見てびっくり! 今日の日中最高気温は41.3度なり。
こうなったら、中学英語の教科書表紙に出ていた
【サーフィンするサンタクロース】を今年こそ見てやる!
と言う訳で、急遽にクリスマス・パーティーはビーチで決行。
いましたよ、サンタ衣装で波乗りする若者が。
しかもビーチで仲間と祝った白ワイン達と同じ位にうまかった。
ボトル越しに沈む夕陽を見ながら、メリークリスマス。
異国の地で生きる事、思った以上に大変でして・・・
それ故に父は確固たる信念を持って日々精進しております。
我が人生、反省あれど後悔なし。
でもタイムマシンがあったら、やりたい事が2つあります。
一つ、チビ工場長にランドセルを背負わせて、桜の花咲く入学式。
二つ、紅白歌合戦とゆず風呂そして除夜の鐘。ワクワクと静粛な大晦日。
昨日12月19日の毎日新聞、社会コラムの記事から転載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101219-00000006-mai-soci
赤ワインの健康効果が日本の医学チームによって証明されました!
葡萄の果皮に含まれている『レスベラトロール』が
記憶に関わる脳の神経細胞の数を倍増させて認知能力を高める、と。
う〜ん、今年の歌合戦は紅組が優勢ですな。だって「×2」ですよ!
だ・か・ら、父はJ親方に企画書を提出したのです。
ヒルネーズをMWPに誘致しようと!
彼らのデビュー曲である【魚屋ろっくん・ロール】(←実話)さえあれば
今年も白組が勝てたのに・・・
何より父が「葡萄館」デビューできたのに、シュナンな業だったか。
来週はクリスマス・・・
南半球は初夏の盛り、今日の気温は32度だけど暑かった。
父の教え(?)のおかげで、チビ工場長の心の中にはサンタさんが今でもいます。
純粋な心をいつまでも持っていて欲しい・・・
あと何年? そんな事を考えながら今日は
「Father Xmas」を我が家まで招き入れるための『儀式』をしました。
自然を愛する農夫の父は、今年で11回目ですが今でも心が痛みます。
チビ工場長、いわく
「形がよく香り豊かなモミの木を飾った年は、プレゼントがでっかい!」
炎天下の中、必死になって夢を探すチビ。
目を付けられてしまったモミさんはあえなく伐採・・・ごめんなさい。
息子の汗を見て微笑む自分と、荷台に積まれた樹木を見て悲しむ自分。
哲学的なクリスマスが今年も始まりました。
お父さん・・・「ディスコ」に行った事がありますか?
唐突にチビ工場長にたずねられた。
そりゃー父のディスコって言えば、エリアとマハラジャでしょ!?
ジュリアナ東京なんて〜のも最後に行ったな!
ユーロビートがナウかった・・・
でも音楽はやっぱり楽曲系を好んだし、港の倉庫街まで行くのが大変だった。
本音で「武勇伝」を語るには、ちょっと時期が早いので(苦)
威厳を保ちつつ、しかしながら日本のディスコ文化を熱く語る父。
こんな音楽で、こ〜んな照明があって・・・目を輝かせるチビ工場長。
『僕も今週、ディスコに行くんだ!!!』
身振りではなく、実際にロボットダンスを踊りだすチビ工場長。
上手いな、いや何処で覚えたの? いやいや誰と行くの、いや×3 小学生だろ?
「プアゾア」の香りが漂い、めまいを覚えたあの時の様に
父の思考回路は混乱してしまった。
冷蔵庫に『学校だより』が貼ってある。
ロザリー小学校主催 ‘黒・銀・白’のDiscoな夜(←直訳)
・1〜4年生は夕方6時から7時30分
・5〜7年生は夜7時から9時まで
理解に苦しむ父は、英語を直訳する以外に術がないほど、ビックリ。
上手なパントマイムでチャージ料の$10をおねだりするチビ工場長。
チビの初Discoは当地オーストラリアの歌姫カイリー・ミノーグからはじまり
定番のバナナラマ、そしてリック・アストリーやデッド・オア・アライブ。
ABBAでノリノリ。金曜なのに最後はやっぱりサタデー・ナイト・フィーバー。
そう、古き良き時代の懐メロなダンス名曲。
遊ぶのが上手なオーストラリアで楽しく生きているチビ工場長。
普段はおとなしい学友も、踊りを知らない友達も、先輩も後輩も先生たちも。
みんな一同になって、音楽に合わせて、とにかく体を動かす。
汗を流すイキイキした子供たちの顔に、父は感動のフィーバーを覚えました。
気が付いたら、モウ12月。
どうりでヴィンヤードの雑草が「モウモウ」と茂りだすわけだ。
西オーストラリア州の夏は非常に暑く、冬は冷涼で雨が多い。
四季を通して季節の気温差がハッキリしている地中海性気候なのですが
その中でもマーガレットリバー地域は
インド洋以外にも「南極海」からの恩恵を受ける事もできるので
一日の気温差は大きく、そして年間を通しては温暖な気候。
毎日、生きるための「喝」を植物に入れる事ができ
そして一年を通して穏やかな気温は、植物の優しさを育む・・・
だから朝夕方は夏でもシャッキッとした、凛とする冷涼さ。
気温で季節を感じるよりも
植物の生長度と太陽の日照時間で季節を感じてしまうのは
農夫ゆえの性でしょうか。
暑い夏には、涼しい風が「そよそよ〜」と。
寒い冬には、暖かい風が「さらさら〜」と。
さすが南極海の季節風。
天然の「ルームエアコン;白くまくん」に
『この木なんの木?きになる×2』と問いている牛たちも、うっしっし。
世界・ふしぎ発見!!
研修専門エージェントMIC;http://www.mic-n.co.jp/
何と、日本有数の語学学校『ECC』との業務提携により
法人団体の企業様に「語学研修プログラム」のご提供が可能になった。
うーん、さすが! と言う訳で
チビ工場長・父もJulian親方に「タイアップ企画」を提出しました。
ずばり、ワイナリーと音楽家との相乗効果。
実は今年の夏、グラミー賞の9部門を独占した『SUPER NATURAL』
あの「サンタナ」がコンサート、しかもGuitar Heavenというタイトルで!
ブルース好きの父は武者震いが止まらず。だってギター天国ですよ!?
「いつ何時、どこ何処?」広告に目を凝らすと
うッ!Sandalford;サンダルフォード(歴史あるヴィンヤード好敵手←泣)
ここ近年、いかすアーティストの演奏をワイナリーで催してくれるのです。
父は嬉しいやら口惜しいやら・・・
でも夏ワイナリーでの「屋外コンサート」って言えば
スティングが演奏したLeeuwin;ルーウィン
(同地域の著名ヴィンヤードでここも好敵手←号泣)が最初。
何とVIPのお客様は自家用機でワイナリーの滑走路に着陸するほど。
当園はこのワイナリーの主任醸造者であられたCartwright氏を擁していても
コンサート、なんてね、ほら、無理でしょ!? たぶん。
うちは大企業のヴィンヤード経営ではなく
自然を愛する農夫達の家族栽培ですから・・・
しかし、S兄貴の先見性に勇気を頂戴したチビ工場長・父。
サンダルフォードが「サンタナ」で、ルーウィンが「スティング」なら
我がMWPは「ヒルネーズ」を今年の夏に誘致。
そんな素敵なタイアップ企画を提出!
えっ?「ヒルネーズ」ってどこのバンドかって??
『昼寝は長寿の源です』と言うのが父の信条。
以前から屋外で音量を気にせず、仲間と演奏してみたかったんです。
別にヴィンヤードで音楽練習をしたい訳じゃ・・・ない、多分。
「ブドウにだって感情がある。
お前たちの楽曲を聴いて曲がってしまったらどうするんだ!」
言い返せないチビ工場長・父の夏が始まります。
皆さん、昼寝してますか? From The Hirunese リズムギター父(愛)
今夜はいよいよ、2022年【W杯サッカー】の開催地告知!
今年の流行語大賞の候補でもあった「岡ちゃんゴメンね」。
遠い南アフリカで’蒼き’侍が見せてくれた感動はご承知の通り。
収益力の計算をした前評判(ロイター通信)では
アメリカの満点100に対し日本は2位の73点。
あいにく当地オーストラリアは5位の68点・・・
確かにスポンサー、チケット、観光、商標、メディア権利、など
世界大会の開催には「情熱」以外にも必要な要素はあるだろう。
しかし純粋にサッカーを愛する人間には、そんな事は関係なし!
母国日本での単独開催、期待すると同時に
オーストラリアでの初開催にも胸踊る熱い気持ちがあるのも本音。
たしかに収益的な事を考えれば、前評判通りに北半球でしょう・・・
しかも母国日本は、キチンと今大会で結果を出したし!
でもね、南半球オーストラリアでの開催は「違う」醍醐味があるんです。
チビ工場長・小学校の運動会。
大空の下でノビノビと駆け回る美しさが南半球での開催武器です!
あいにく「彼も」5位ですが・・・
チビ工場長・祖父母は教育者でして・・・
でも、父は幼い頃から「勉強しろ〜!」と言われた事がないんです。
と言うわけで、父も息子に勉学の強制はしません。が、興味は持たせます。
幼少の頃から我が家では、「れーざーでぃすく」で日本語ヴィクトリーです!
映像信号がPALに対して日本はNTSCなので、電子工作は必要ですが
その辺は父の腕の見せ所、同時に尊敬の念もGetです。
が、しかし! 言語は肌で覚えるよりも文法を学ばなきゃダメなのか?
チビ;「Oh,G…Mushroom, I can't bother it!」
父;「食事はありがたく美味しく頂きなさい。」
チビ;「But too many and don't want to eat it anyhow!」
父;「こら、逃げるな!!」
と言う感じで、チビ工場長は英語を話し、父は日本語による攻防。
キチンと前後の文脈がつながるので、彼は日本語を完全に理解している。
うん・・・LDアニメによる日本語教育OK!と思いきや
好物でない食事から逃げる際の捨て台詞
チビ;「ばいばいきーん」 ←ちょっと悪ぶって(爆)
やめなさい息子よ。
その捨て台詞はアンパンマン系で、10代の青少年言葉ではないのだよ。。。
もう少し、ナウくなっちくり。
とあるブドウ畑のユーカリの木陰で生まれたチビ工場長・父。
別の名をハッチと言う・・・
ある日ブログを書いていたら
スズメバチに襲われて母と離ればなれになってしまう。
未だ見ぬ母を探すため、壮大な苦難の旅を強いられておりました。
道中、マーヤ(♀)と言う仲間を見つけ
フィリプとか言うバッタに、ヴィンヤードでの生き様を教わった・・・
あれ?父の名前は、ひょっとするとウイリーかもしれない。
確か『みつばちハッチのみなしご大冒険?』とか言うタイトルだった。
ここでつっこみを覚えた貴方は、父と同世代。
一緒に「時が止まる」穏やかな陽気のブドウ畑で冒険しましょう。(謝)
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