MARRI WOOD PARK

MARRI WOOD PARKブログ

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★あぶない飛翔体★

2009-03-28 21:00:00

チビ工場長・母の趣味は、『野菜畑』を世話すること。
せっかくならば「バイオダイナミクス農法」と言うことで
わざわざヴィンヤードの土壌を、仕事の度にマーガレットリバーから持ち帰りました。

肥料等を一切使わずに、ここまで新鮮に育て上げているのですが
この力強い生命体にも天敵がおります。
それは毎朝4時ごろに飛んでくる『飛翔体』です。(笑)

オーストラリアは週刊誌や雑誌と言った「情報紙」の内容は、全て新聞に網羅されておるので
そのサイズと言ったら巨大の一言。
週末は0.8Kgの150ページが3本も届きます。

そんな「小包」が郵便受けに入るはずもなく
それ故に配達トラックの助手席から、直接に投げ込まれます。
しかも、かさばらないように「ギュウギュウ」に丸められた上に、防水のラップをかけて。

日曜大工店に行くと、「番犬に注意!」の玄関先ステッカーと一緒に
『新聞は投げ込まないで!』というステッカーも売っているほどに・・・

★うまい50分★

2009-03-27 20:00:00

我が家の隣人が、引越しをしました。
『パースの街まで今までは10分だったけれど、これからは1時間もかかっちゃう・・・』
そう呟く隣人家族は、大の馬好き。
「大切にしている馬達を他人の所で飼育管理したくない!」との理由から
その馬達と共存できる場所に引っ越したのです。

行ってびっくり、見てビックリ!

通勤時間が50分増えただけで、こんな広大な土地を所有できるのは『上手』いな。
肝心の馬達は、牧草を『美味』そうに食べていました。

★一緒に来ないかい?★

2009-03-26 22:00:00

オーストラリアの愛唱歌 、そして国民性を表す「Waltzing Matilda(ワルチング・マチルダ)」
その旋律は非常に有名で日本の皆様方も聞き覚えがあり
この曲を『オーストラリア国歌』だと思われている方がいらっしゃられるほど。

陽気な「スワッグマン(羊毛を刈りながら放浪する労働者)」が
池のほとりにあるユーカリの下でキャンプをしました。
そしたら放牧している羊が水を飲みに来て、流れ者の彼は大喜び!
美味しく食べて、残りは「マチルダ(枕にもなる生活必需品など全てを詰め込んだ袋)」に収めた。

ところが大変、お金持ちの農場主がサラブレットで登場。
警察官も三人、馬に乗ってやって来た・・・
『べらんめい。お前らに生きたまま捕まる俺様じゃねーよ!』
そう言ってスワッグマンは池の中に跳び込んだ。

あなたもその池の傍を通れば、彼の歌声が聞こえます。
『俺っちと一緒に、自由気ままなワルチングの旅に来ないかい?』と・・・

この様な自由気ままな歌が、国歌と同じほど愛されている背景には
権威や権力といった社会的な力を嫌い、愛国心で自由な国を新たに創ろうとする建国心から。
チビ工場長・父にも「スワッグマン」の歌声は聞こえてきました。

★さしすせそ★

2009-03-25 19:00:00

金の鉱床は、地質学では「石英」や「硫化物」の鉱脈にあるのが通念ですが
それ以外にも色々と『秘密』の要素があるのです。
『何処の地域であれば、どの金属を含んだ地脈で見つかりやすいか。』
そう言う「現地のレシピ」は世代を超えて受け継がれたりします。

チビ工場長・母方祖父は漁業を営む傍ら、金属探知機で夢を追い
チビ工場長・母方叔父は牧場経営の暇を探しては、金探し。
農業に従事するチビ工場長・父も、ブドウの木々の休眠期以外は「休み」が無い代わりに
第一次産業ならではの『長期休暇』がありますので
先祖から譲り受けたレシピを用いて、風が吹くまま荒野を漂います。

画像は昨年に見つけたもの。
とある場所で、とある金属を拾う周波数にあわせ、見つけました。
2週間もキャンプで野宿をし、見つけた金は「時価20,000円」相当です。(泣)

おかしいな、「さしすせそ」を間違えたかな?

★黄金の忍耐力★

2009-03-24 18:00:00

鉱山資源の大国、オーストラリア。
大自然が残されている美しいこの国には、その自然と同じほどの輝きもあります。
ダイヤモンド?
いやいや、チビ工場長と父が追いかけるのは『GOLD』です!

宝石は国際的な大企業が連携して「人工衛星」から地脈を探しているので
比較的に手薄(?)な金脈で夢を見ます。
探し上手な人は「新車」を購入できる金塊を、砂漠の荒野で「月1回」の割合で見つけるほど。
余談ですが、パースから700Kmにある世界有数の金鉱山『Kalgoorlie(カルグーリ)』は
歩いている最中に「地上に突き出た金塊」で転んだ際に発見されました。

いつも荒野を見つけた際は、金属探知機で夢を見る父。
幸運以上に忍耐が必要なのですが、チビ工場長は未だ耐え忍ぶことが難しいみたい。
ならば、気軽に採取できる「砂金」でその気にさせちゃおうと目論見ましたが
予想以上に上手でどっキンしておりました。

★贈り物★

2009-03-23 23:00:00

今朝は早起きをして、「キングス・パーク」からの朝日を眺めに行きました。
スワンリバーの奥にたたずむ山間から、昇る力強い太陽。

Yesterday is history, Tomorrow is mystery, and Today is a gift.
That is why we call it Present.

昨日の出来事は「過去」であり、明日の出来事は「未知」であり、今日の出来事は「贈り物」。
だから今の瞬間を『プレゼント』と言うのである。

心から、この言葉の意味が理解できた・・・

★ナミじゃない!★

2009-03-22 22:00:00

パースの街から東南東に約4時間、距離にすると350Kmほど。

一定方向から吹く風、そして一緒に運ばれきた砂。
熱や雨による侵食で「27億年前」から存在していると言われる自然の芸術。
縦縞模様は雨に含まれていた沈殿物が、傾斜と共に岩に流れ込んだ証。
サイズは高さ15mそして長さ100mの巨大岩、その名を『ウェーブロック』と言います。

こう言う景色を眺めると、人間がちっぽけだと気が付く。
母なる地球のエネルギーは『ナミ』じゃない。

★週末はBBQ★

2009-03-21 19:00:00

天気の良い週末は、屋外で『バーベキュー』をするのがオーストラリア流。

靴を脱がない「建て作り」の家で生活をする習慣から
家の中でも靴を履いているのですが
何故か庭でバーベキューをする時はビール片手に『裸足』なんです。

焼け具合を探る際は、「ラム肉は骨に聞け!」って耳にしますが
ソーセージの場合、我が家では『ボロスに聞け!』って伝わっています。
相棒の口元と目つきを見て確認します。(笑)

おいボロス、お前が居なくなっちゃたからソーセージが上手く焼けないぞ!
多めに焼いちゃうし・・・

★火のちから★

2009-03-20 22:00:00

えっ、何をしているのかって!?
庭に天然自生していた『グラス・ツリー』が枯れちゃったんです。

学名;Xanthorrhoea australis(キサントロエアオーストラリス)
名前からご判断できるように、オーストラリア特有の変わった植物。
1m成長するのに30年以上かかると言われているススキノキ科の単子葉植物。

火を着けて自然火災を装い、植物の持つ生命力を呼び起こさせる作業です。
「火事場の馬鹿力」とでも申しましょうか。
動物も植物も一生懸命『やる気』になれば、何だってできちゃうんだ!!

数ヶ月の時間を下さい。
彼そしてオーストラリア大自然の「やる気」をご報告いたしますので・・・
ヒィ~

★うっしっし★

2009-03-19 22:00:00

女;『遅いわね、何をしていたの!?』
男;『いやー牛が目の前を横切っていてサぁ・・・』

普通なら、こんな言い訳は通用する筈もなく
TVドラマのシーンならば『モゥー嘘つき!』とギュウギュウに絞られますが(泣)
マーガレット・リバーでは、そんな言い訳はウシろめたくありません。

食事のために牧草地帯を移動する牛。
道を塞ぐ事、いつもは30分以上。

証拠を画像に収めれば、Uターンをして遠回り帰宅ができるぞ!
うっしっし・・・
久しぶりに牧草を喰う、いや道草を食うチビ工場長・父でした。


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