マーガレット・リバーまでの道中、近道を試みて森を突き抜けた際に見つけた標識。
『おお、これは噂の!』
アクセルが急に唸り出すチビ工場長・父。
巷の噂では、この標識は「速度制限なし!?」らしいのですが、真意は全くの謎です。
日本の「交番」と言うのは、諸外国では『KOBAN』と英語表記されるほどの
我が母国が誇る世界水準の治安をもたらす画期的な分署であり、諸外国には類を見ません。
と言うわけで、私が「お巡りさん」と挨拶をするのは
飲酒や速度と言った交通道路法規を監視しているお巡りさん
つまり検問でしか会話をする機会が無いので、この標識の真相は未だ突き止めておりません。
下手な質問をして、色々と詮索されるのも嫌なので・・・(苦)
『人が人を法で規制するのは寂しいな』
そう思って、アクセルを緩めた父でした。
チビ工場長・父の愛車、DATSUNの240Z。
日本では「フェアレディー」と呼ばれる、旧い日産の70年代四輪車。
2シーターな車両なので家族で乗車する事はできず
もっぱら雨が降った時の『相棒ボロス』専用車でしたが
二人してドライブに行く機会もなくなった今、思い切ってレストア修理!
ヴィンヤードでの勤務は意外と過酷でして(泣)
ブドウ達が「休眠期」に入る冬
つまり6月~7月しか基本的に休みはありません。
と言うわけで、今から「ペイント剥離」と「車体の錆」を撤去作業して
待ち遠しい長期休暇に備えます!
新塗装の色はもちろん『ワイン・レッド』ですが
カベルネ系かメルロー系、もしくは明るいピノ系が良いかな!?
色合いの方向性は決まっていても、色は未だシラーズ・・・
チビ工場長・父は渡豪をしてから十数年が経ちます・・・
私の中ではその時から「時間」が止まっており
それ故に日本の友人に笑われる事、しばしば。
「おっくれってる~」(←死語らしいですね)
そこで、今夜は皆様方にお尋ねをさせて頂きます。
『イカス』という言葉は、21世紀の今現在では駄目でしょうか?(笑)
英語のスラングで『COOL』と言う言葉があります。
これは「冷涼」を形容する極一般的な単語で皆様もご存知だと思いますが
略式口語では『超かっちぇー』的なニュアンスがあります。
死語を使わず翻訳をするため、辞書を引いたところ「イカス」と訳がありました・・・。
画像は1964年製の「ちゃりんこ」、名をSwan(白鳥)と申します。
純正でウィンカー、そしてブレーキランプを装備!
チビ工場長が一目ぼれ、『Very Cool!』と叫び所有を熱望しておりましたが
父が『超・ナウい!』と自分の愛車に。
君には「ちょっちゅね~」と息子に説く週末でした。
『バイオダイナミクス農法』とは、1924年に「人智学」を提唱したオーストリアの哲学者
Rudolf Steiner;ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)により
生物学に基づく農業方法として確立された理念。
殆どのワイン生産国では法律によって「原産地呼称」が定められており
国によっては地域で栽培できる品種までもが定められているほど。
1935年に制定されたAOC法により、法律で定められた品種および醸造での生産が強制され
それ故に『個性』までもが制限されてしまった。
その法律規制下で営まれる農場経営そしてワイン醸造。
品種や醸造などから自分達の個性を主張できないのであれば
人間が規制する事など出来ない大自然から
「植物」が本来に持つ生命力、そして「土壌」に眠っている潜在能力から
失われつつある『個性』を引き出す必要性が生じた。
バイオダイナミクス農法がブドウ栽培で逸早く実践され始めました理由・・・
昼間から「酔うほど」飲んでいた訳ではありません・・・
ここはパースの港町・フリーマントルの酒場窓からの風景。
護衛しながら輸送されるものは
酒場の売り上げ金なのか、それともビール樽なのか?
いつも波乗りに出かける際
浜辺に置いておいた「貴重品」は誰にも手を付けられませんが
水筒の「水」は勝手に飲まれちゃう、チビ工場長・父。
相棒ボロスに『何をしていたの?』と苦笑いをする瞬間。
本当に悪いヤツはいないんだな~。
そんな昼下がり。
「D51」を思い起こさせる、蒸気機関車の踏み切りサイン。
愛車から降りて辺りを見回す。
今現在は使われている様子はなく、赤茶色に錆付いた線路。
『開拓時代』に活躍した物なのか・・・
些細なことなのだけれど、心に深く刻まれた瞬間。
時の流れって速いようで遅く、遅いようで速い。
オーストラリアは毎日が長く、そして一年があっという間に感じる国。
Stand by Me・・・
ヴィンヤードまでの道中。
いつもは相棒ボロスのために、四輪車通勤ですが
今日は久しぶりに、二輪車での出勤を試みました。
『おお400。お前は風だ。』 カタログのキャッチコピーが心に残る。
中型排気量車をオーストラリアで走行させると、必然的にエンジンは高回転になり
その鼓動が「集合管」を通して、甲高い音色を奏でながら秋空に響き渡る。
「僕は翼を手に入れた」そう思う瞬間・・・
えっえぇ~、踏み切りサインに汽車!?
しかも地球に優しいオーストラリアで煙がモクモクと。
今まで気が付かなかった事というのは、ちょっとした切っ掛けで見つかるもの。
そんな素敵な出会いに、『お前が好きだ。』
『ええぃ、連邦軍のモビルスーツは化け物か。これだけの攻撃で・・・』
と言うわけで「白い」ヤツは無事に収穫を終了したので
今度の獲物は、『赤い彗星』です。
日本語教育のために、父にレトロなLDを購入してもらったガンダム少年・チビ工場長。
ニュータイプの意見を尋ねたところ、『ララァー』と叫んでいました。
と言うことは、そろそろ収穫か?
モビルスーツが逃げるぞ。その先に木馬がいるはずだ。追えるか?
今日は3月9日、『さんきゅー』の日。
そうです、チビ工場長・父の誕生日!
毎年、僕の誕生日は「有給休暇」と決まっているので、相棒ボロスと泳ぎに行きます。
今年はひとりで海まで遊びに行きました。
残暑が厳しい例年と比べ、インド洋の海は心に凍みるほど冷たかった・・・
透き通る青空、形容できない美しい海。
大自然は姿を変えず、傷心の僕を祝うのでした。
求める幸せって何だろう、教えておくれボロスよ。
「西オーストラリア」の横綱、EMU BITTER(エミュー・ヴィター)。
「東オーストラリア」の横綱、VICTORIA BITTER(ヴィクトリア・ヴィター)。
オーストラリアの酒場には
規模にかかわらず「数十種類」のBeerが配備されるほど(笑)
現地オージーはビールが好きです。
『仕事の後に一杯、好きなビールが無い。じゃー好きなスピリッツで始めるか!』
遊びが上手ゆえか銘柄にも拘りを持ち、ビールを銘柄で注文するオージー。
まあ、大抵の銘柄ビールは供給できますが・・・
生粋オージーは「ビール」を愛する人の様に呼びますが
左はチビ工場長・父の好きなビール、愛称「EB」で発音は『イィー・びィイー』。
右は国民的な豪州代表ビール、愛称「VB」で発音は『ヴィ・びィイー』との事・・・。
酒場で「VB」を注文しては、「EB」がグラスに注がれる父。
そんな理由でファンに。まぁ出会いとはそんなもの。
舌を噛んで発音すると良いらしいのですが、『ヴィ』と『イィ』が発問できた瞬間。
勝利を欲して「それ」を飲むため、飲んだ時
『お家に帰ろう!』の合図です。噛んでないのに噛んじゃった・・・
とうさん とうさん 発音がじょうずよね!?
そうよ とうさんは 飲んでる~ょ~
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